ダイショー

製品開発

Product Development

ロングセラー物語

『博多もつ鍋スープ』発売当初の味をそのままに、今年で30年

 1990年前後の時代は、鍋用の専用スープという商品がほぼ市場に存在せず、鍋物は家庭で味付けをする、またはポン酢などをつけて食べるというのが当たり前の時代でした。
 そのようななか、創業者・金澤俊輔が外食店の鍋料理が非常においしかったことから、「このような美味しいスープができれば家庭で喜んでもらえるはずだ」と考え、商品開発を進めることになったのが鍋スープ開発の始まりです。最初に鍋スープを商品化したのが、1989年。そしてその2年後、当時居酒屋などで普通に出てくる庶民的なメニューであった、もつ鍋用のスープ(しょうゆ味、みそ味)を商品化しました。
 開発当時の味をそのままに、今年で発売30年を迎えた当社の看板商品で、もつ鍋スープにおいては市場で断トツの売上を継続しております。

ロングランの理由

 ベースはしっかりとした味付けですが、にんにくは配合しておらず、唐辛子もみそ味にほんのり効かせている程度。お好みで調節できるところは、ご家庭のお好みで調節してもらうほうがよい。そのほうが、幅広いご家庭で・幅広いシーンでおいしく召し上がりいただける。そう考えて商品化されました。
 そのこだわりは今もしっかりと引き継がれています。